吾輩はかもめ
名前はジョナサン

7/4

シェイク・ダウン

ついに・・・、ようやく・・・!!
吾輩 が大地を走った・・・・・
新しいマシンの構想が持ち上がってから、なんと3年がかりでようやくシェイク・ダウンまで漕ぎ着けたのだ。
天気予報は雨、秋田市では実際に雨が降っていたのだが、今日を逃すと大会前にテスト走行が出来なくなる恐れがある為、何が何でも走るゾーーー!
と言う意気込みで大潟村に乗り込んだのだ。
万一コースでも雨が降っていたらステージの上で雨宿りしながら作業が出来る。
一時でも雨がやんだらとにかく走ってしまおうという訳だ・・・。

運良く雨はやんでいたが路面はウェット とりあえずはステージ上で作業開始
何を隠そうまだ太陽電池の防水処理が・・ まず最初はアッパーカウルの仕上げ
モジュールの継ぎ目をテーピング 防水処理は太陽電池の重要な仕上げ作業だ
テーピングはお任せ・・・ 作業を終えたら腹ごしらえ・・です。
いよいよアスファルトも乾き始めました フレームはなかなかの迫力です。
キャノピーにミラーも装備 視界もバッチリ
フロントサイドもOK いよいよシェイクダウン
まずは順調な滑り出し ドライバー交代も済ませてテストが進む
ポジションランプも点灯OK 走りはすこぶる安定している
ブレーキランプはまだ接続不良だったが・・ ハイマウントブレーキランプはこんなに目立つ・・。これにメインのブレーキランプが点灯したら結構いけるかも・・・
青色LEDのポジションランプも新鮮だ コックピットの感想は・・
快適デーース。
視界も広いし、静かだし、何よりまっすぐ安定して走ってくれます。

インホイールモーターを採用した事で走行音はとても静かである。
サスペンションも程よく機能し、乗り心地はこれまでの競技車両のレベルとは比較にならない。ステアリングがF-1並(!?)に洗練されているのが、ドライビングを楽しく演出してくれる。今回のマシンの開発コンセプトでもあるファンtoドライブが実現しているのだ。
今回はまだ発電と灯火類の結線が完璧に仕上がらなかった為、走行のデータは正確に採れなかったものの、初めてアスファルトを走り、何のトラブルもなく50km以上を快走した事はこれからが楽しみだ。
今月のレースまでには完璧に仕上げる事は難しいのだが、一年かけて来年までには熟成させる事は十分可能な素材が手に入ったのである。
乞うご期待・・・

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