2002/08/04

吾輩はかもめ・・・     
     名前はジョナサン・・・

最終日

夜半から豪雨が・・・

大会本部はスタート時間を遅らせ天候調査を行った・・・

記録的な豪雨に見舞われた秋田県北部・・・、しかし太陽とともだちというだけあって

しだいに空が明るくなって来た。

午前11時

ついに最終日のスタートが切られた。

吾輩のピットでは、最終日の走行計画が練られていた。

バッテリーの残量は充分・・!!
天候もOKだ・・・!!
半日の勝負になった為、マシンが壊れるか、はたまたバッテリーが底を突くか・・?、それともドライバーが音をあげるか・・?
限界までペースを上げる事にした・・・!!

・・がーーー!

やはり神様は無理を聞いてはくれなかった。

ペースUPを指示して間もなくの事、
定期的に送られてくるデータが異常に大きな消費を伝え始めていたのだ。

ピットに入るのを待って点検をしたところ、

案の定、リアのフレームに亀裂がはいり
タイアがボディの裏面に接しているのが判明した。

その瞬間に吾輩の2002年のレースは終了した。

初日10周
2日目 9周
最終日 3周
合計 22周で、WSRハーフクラス 優勝・・バンザーイ!!


クラス優勝

+
デザイン賞

なんと、デサイン賞までいただきました・・・!!

一年に渡って繰り広げた吾輩の挑戦記録も
無事・成功・・・!!

リサイクルのマシン
ベニヤ板のボディ
女子だけの製作班
思いっきり少額予算のチームでもやれるもんだネ!

表彰式の最後を飾ったのは・・・

豪華な花火・・だった!!

10周年の記念すべき大会がみんなの笑顔と共に

大きな光の輪に包まれた・・・

つづく

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