上の計算式は吾輩たちがいつも性能予測を立てる時に使っているものだ。
タイヤの性能や車重、ボディ形状やモーターの効率などをあてはめて走行に必要なエネルギーを割り出す式だ。
これではじき出した数値をグラフにして持っていればその時々の発電状況にあわせた走行速度がわかるのだ。
レースの時は多くのチームがコンピューターを駆使して正確なエネルギーマネージメントを行っているが、
我がジョナサンチームはグラフ用紙を見ながら電卓で修正するという極めて原始的な戦法を取っている。
・・・というより、それしか出来ないから・・・・ネ (笑)
ちなみに・・・ニューマシンの予測値をあてはめてみよう!
タイヤの転がり性能・μr=0.0035(確定)
全重量・Wt=210kg(ドライバー80kg・Batt36kg含む、推定)
前面投影面積A=0.65?(推定)
空力性能・Cd=0.13〜0.16(希望値)
空力性能以外はほとんど数値が確定値に近い・・・
これに伝達効率95%とモーターの効率92%程度で減じる。
テスト走行を重ねてきた今までの経験から、これらのデータはかなりあてになる。
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02Jonasunの性能をこの計算から予測すると・・・
70km/h---600w
60km/h---410w
50km/h---270w
40km/h---170w
少しロスを大きめに見たとして、これの30%増し・・・ってところかな!?
・・・で、
70km/h---780w
60km/h---533w
50km/h---351w
40km/h---221w
・・・という感じになる。
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ボディ形状から計算した太陽電池の発電能力はジョナサンのモジュールを移植した場合は
約700w程度になるはずだ。
天気が良ければ晴天時は65km/h位で巡航出来る計算になる。
この性能は現在のジョナサンのレース仕様には届かないが、ハーフサイズとしては
充分楽しめるレベルにある・・・希望的観測! (笑)
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