2001/07/16
吾輩はかもめ・・・
名前はジョナサン・・・
St-Pertersburg 到着
7月16日夕方、全員元気に到着
・・・でも、やっぱり最後もドラマが待っていました・・・笑
朝、静寂のバルダイ湖を出発・・・残すところ約300km!
16:00にSt.Pertersburg のポリスステーションでパトカーが待っていてくれることになった。
途中までクジラで移動し、昼過ぎにいよいよ吾輩のラストランが始まった。
ジャスト・オン・タイム、ポリスステーションに到着・・・すべて予定通りに進んでいる。
・・・・市内までパトカーがエスコート、大変なラッシュの中、なんとかTV局の前に到着・・・!?
ところが・・・
TV局に到着直前(たぶん5分ぐらいのものだろう)、・・・
にわかに空が暗くなり、雷と共に豪雨へと変貌したのである。
おいおい・・、ずいぶん手荒い歓迎だよなーー・・・笑
吾輩は96のオーストラリアで雹に降られたこともあるので、大概の事には驚かないけれど、しかし参った・・笑
TV局の前でとにかくドライバーの山本を降ろすことも出来ないまま、とりあえずシートカバーをかけて待機!
30分ほど待ってようやく雨が止んだ時にはみんなビショ濡れだー!
なんとか何局かのインタビューを済ませた後、いよいよ我々のリクエストで大西洋の見える場所で
ゴールの儀式を執り行うことになった。
警官に「この先にほんとに大西洋があるの?」
って聞いたら、「今朝までは確かにあったよ・・・」、だって・・・笑
なかなかセンスの良いポリスだねー
いよいよTV局のカメラマンたちと一緒に、Neva川(ニワ川?)の辺に移動。
確かに河口の向こうに大きな海が広がっていた・・・
儀式・・、っていってもメンバーのみんながやったことは、途中でわざわざ買い込んだビールを
吾輩とクジラに注いでくれることだったのだ・・・
吾輩の自慢の木目のフロントウィングにたっぷりとビールが注がれた・・・・
フーーー!、旨い!
一ヶ月もの長旅を一緒に苦労したみんなでビールを・・・
最高の感動のシーンをビデオで収録するはずだったのに・・・
それなのに・それなのに・・・
ゆっくり感動を噛み締めさせてはくれなかったのだ!
われわれの都合なんて関係ねーよ!、とばかりに再び雷雲が空を覆い始めた。
慌てて吾輩にシートを被せ、クジラに積み込み始めたものの、間に合わなかった!
なんとか吾輩だけはクジラに収納してもらったものの、他の荷物は土砂降りの中に取り残されてしまったのだ。
かろうじてブルーシートを被せてメンバーのみんなはトラックの荷台の吾輩の下に避難・・・
このシチュエーションは前にもあったような気がする・・・笑
小降りになるのを待つこと30分、ようやくすべての荷物を運び込んだメンバーは、
ずぶ濡れヘロヘロ状態で何とかホテルにたどり着いたという結末だった。
やっぱり今回も格好良く・・・というわけには行かなかったけれど、きっとこのゴールシーンは絶対に忘れられないだろう。
朝はこんなに良い陽射しが・・・
静寂
ついにゴール
ゴールは雷雨の中
取材をうけるポポロフさん
取材が続く
お疲れさまでした
とにかく何とか完走できたぞーー!
吾輩にもビールが注がれる・・
遠慮するなよ・・・だって
豪雨の中、吾輩の下に非難・・
赤外線カメラで荷台の中のレポートを・・
つづく
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