今日は久しぶりに我輩のテスト走行が執り行われた・・・。 テストの主な目的は、今年のWSRでトラブったモーターの動作試験と、予備のモーターの性能確認である。 テスト走行のときに最も頼りになるのが浪越の積算メーターである。 何がスペシャルかといえば・・・ Solar発電用は一日の発電量や時間毎の発電量のデータを・・・ バッテリー残量積算はまさしく今搭載しているバッテリーの残量を把握するためのもの。 これらの積算メーターを駆使してレースのエネルギーマネージメントをするわけだが、こんなエピソートがある。 1999年のWSCに参加したとき、積算計は最高の装備をしているくせに、それらのデータを処理するのは、グラフ用紙と鉛筆、それに電卓だった。 「今度はそろばんを持ってこよーか・・・?」と誰かが調子に乗って失笑を買っていた。 高性能のマシンを開発する事はもちろん重要なファクターだが、その性能を充分に発揮し、レース結果に結びつける為に、正確なデータとそれらを分析してレースを組み立てるマネージメント能力がさらに重要になっているのが今のソーラーカーレースである。 我輩を走らせている Team Jona Sun の連中や、今回のRussian Journy に参加している人たちは、その辺の事情をいやというほど知り尽くしている。きっと世界中にソーラーカー病を撒き散らすに違いない。 しかーし・・・、データを見れば見るほど・・・モーターの調子が良くないんだよねーーー!!。 |