我輩はもっか冬眠中である・・・ 秋田市の手形山のてっぺんにあるJonasun基地は凍てついている。 だからと言うわけではないんだけれど、マシンの整備はおあずけ状態なのだ。 というのも、作業場をもたないJonasunチームはトラックの中にマシンを保管しているからだ。 考えてみれば、我輩の現在の体(マシン)はこうやって5回目の冬を過ごしている。 もちろん「くじら」と呼んでいるトラックはもっと前からこうやって冬眠している。 一昨年の雪解けの時にバッテリーが上がってた事があるくらいで、この「くじら」もよく厳寒に耐えてくれている。 月に一度ぐらいエンジンを掛けて貰うだけなんだけれど、文句を言わずに我輩を格納してくれているのだ。 1999年のWSCの時にも、灼熱の砂漠から戻ったのが12月で、その直後にはこんな状態だったのだから、さぞやつらかっただろうと思うのである。・・・感謝 荷台の格納庫の中には湿気取りをたっぷり配備してメカを守ってもらいながら、雪解けの頃を待っているのである。 はーやく来い・・・ |