2001/04/04

Russia 仕様 その1

回転灯

我輩はかもめ・・・     
     名前はジョナサン・・・


パトライトのセット完了・・・

前回のレポートで紹介したNewパトライトの取り付けが完了した。

冬の間、ずーっと雪に埋もれ、作業を中断していた吾輩の格納庫(トラック)の中に、ようやくお日様の光が入った。

久しぶりの休日を使って山本が吾輩の改造作業に取り掛かったのだ。

キャノピーへの接着までは既に済ませてあったので、今回はスイッチの取りつけと配線を行った。

電源やスイッチをどうするかを迷った山本は、一番簡単(省エネルギー)な方法を選んだ。


2年前まで電装(ホーンやブレーキランプ)用に使っていたDCDCコンバーターからの入力ラインが別バッテリーの搭載が認められることになった為、使わずに車体に残っていたのだ。

このラインをそのまま活用して今回のパトライトに活かし、更にレースとちがってギリギリのセッテングをする必要が無いことから、データ収集用のスイッチ(10/10の日記・積算メーター参照)の代わりにLEDのパイロットランプ付きのスイッチを取り付けた。

勿論データ収集用のスイッチはレースの際には又必要になるのでメーターパネルの中にそのまましまいこんである。

したがってドライバーの視線の左隅にパトライトが点滅していることを知らせるLEDが見えるようになったのだ。

左の写真が本邦初公開のトラック内での吾輩のコックピットからの景色である。

真中で光っているのがバッテリーからの消費電流。

現在0.04Aを表示中。

・・・と言うことは、モーターのクーリングファンと、モータードライバーの待機電力とパトライトとデジタルメーターなど全ての消費エネルギーが40W程度流れていることを教えてくれているのだ。

・・・まあ、思ったよりも少ないかな・・・!。という感じである。

メーターパネルの左上で光っているのがパイロットLED付きのスイッチ。

だんだん本格的にロシア仕様が出来あがってきたぞ!

ちなみに、デジタルの表示は上が発電電流(現在発電は00.0A、もちろん発電していない・・・笑)

下の表示はバッテリー電圧(現在115.3V、満充電で保管していたはずなのだが、冬の寒さがバッテリーを自然放電させてイジメてくれたようだ。

  

吾輩のてっぺんでピカピカ光る回転灯・・・

・・・でも1つだけ気がかりなことがある。

もしかすると赤の点滅は使用禁止じゃないのか・・・?、という事だ。

しかし日中はやっぱり赤が絶対視認性が良いのでこのまま運んでもらうことにしよう・・・。

万一、現地で指摘された時の為に、紫と黄色のランプを予備に用意してあるからなんとかなるだろう・・・。

つぎの作業日には無線のアンテナが付く予定だ・・・

つづく

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